五月のお念仏の会

例年通りゴールデンウィークをさけ、第二土曜日に開催致しました.私は先月認知症の精密検査を受けました.実は数年前から疑いがあると感じ、何度か問診を受けました.しかしその結果はいつも”大丈夫でしょう”そして”アルツハイマー性の認知症が一度発症したら治す事も進行を止める事も出来ません”との事でした.ところが数ヶ月前にテレビの番組で、M.C.I.(軽度認知障害)の事を知りました.まだ認知症を発症していないけれど、放置しておけばかなりの確率で認知症に移行するというものです.でもトレーニングをする事によって、認知症の発症を免れる事が出来るし、さらには回復する事も可能なのです.認知症が発症しておらず、M.C.I.の段階であればありがたいと思って精密検査を受けました.結果は、OKでした。認知症は発症していないけれど、M.C.I.の可能性は何とも言えないとの事でした.私はその日からトレーニングを始めました.先生の指導の他にも、本を読んだり、自分なりにも考えました.先ずは”早足での散歩”だそうです。最低三十分くらいはしなければなりません。さらにこの散歩をしながら、脳を使うといっそう効果が高まるそうです.今私がやっているのは、一つ前のしりとり(最初はなんでもかまいません、例えば、イヌ、カメと順に言います。次はカメの前に言ったイヌのしりとりで、ヌカミソ、次はヌカミソの前に言ったカメのしりとりで、メダカ、ソラ、カラス、ラッパ、スミレ、パリ、レンズ、リス、)。100から3ずつ引いていきます。(100ー97−94−91−88−85−82−79−76)。目に入ってくる看板の文字や店の名前、電話番号、何でも片っ端からなるべく早く読む等です。数年後には認知症の治療及び対応の費用が日本の国家予算を圧迫するようになるとの見とうしがあるそうです.いろいろな病気を予防するのと同じように、認知症の予防もしっかりしなければいけないのではないでしょうか.