2015-01-01から1年間の記事一覧

十二月のお念仏の会  第310回

先日台湾に行って参りました.二日目に高美湿地という大変景色の美しい所にいって参りました.台北から新幹線で台中まで往き、ローカル線に乗り換えて普通線の台中駅まで往き、そこからバスを2度乗り換えてやっとの事で目的地に着きました.大変長くそして…

十一月のお念仏の会  第309回

今月は第3回目の聞香会を久しぶりに開催致しました.滅多にお目にかかる事の出来ない伽羅数種類、シャム、タイ、ラオス等の沈香、更には白檀等のお香を聞きました.皆さん興味津々で、時間が大分超過してしまいました.

十月のお念仏の会  第308回

昨秋修復に出した本尊阿弥陀如来が見事によみがえり、戻って参りました.先日の十夜法要の中で除幕開眼致しました.パワーアップした本尊様はより力強く念仏の衆生をお救いくださると確信しております.本日は阿弥陀様が組んでいる印相についてお話しします…

九月のお念仏の会  第307回

今月は”二河白道”の譬喩についてお話しします. これは善導大師がお書きになった『観経疏』散善義の回向発願心の中に書かれているもので、念仏生活者がその信仰を深めてゆく過程を述べたものです. 西に向かっている旅人の前に突然左右に火と水の河が現れた…

七月のお念仏の会  第306回

お盆の季節が来るとよく出てくるのが河村瑞賢の成功話です.伊勢の貧農に生まれた瑞賢は一旗揚げようと十三才の時江戸に向かって旅立ちました.数年間頑張りましたが、その生活はいっこうに変わりませんでした.そこで瑞賢は今賑わっている上方に行ったらう…

六月のお念仏の会  第305回

合掌とは敬う心、素直な心、温かい心、感謝の心、懺悔の心。 合掌とは明るく、正しく、仲良くの心持ち。私どもは葬儀が終わると火葬場までご一緒します.そして火葬が始まるとお釜の前でお経を称えます.ご存知の通り、お釜は広いスペースの中にいくつもあり…

五月のお念仏の会  第304回

今月のお念仏の会は一週早くし、四月の最終土曜日に開催しました.五月の第1土曜日には牡丹がほとんど終わってしまい、参加者のほとんどが牡丹の咲いている姿を見た事がないという事なので、牡丹が咲いている時に開催しました. 四月十九日に、岡山の誕生寺…

四月のお念仏の会  第303回

仲台寺では花まつりを、春の彼岸の入りから始め、お中日、彼岸中の日曜日さらには4月いっぱい毎週日曜日に開催しております.いらした方にはおいしいウーロン茶を飲んでいただきさらには小さな花のポットをさし上げています.これは一人でも多くの方に花ま…

三月のお念仏の会  第302回

今年の練馬区仏教会の花まつりは我々八班の当番です.4月26日ホテルカデンツアを会場に、花まつり法要と同時に、青山繁晴氏の講演会を開催致します.十年前の戦後六十年の時も我々が当番にあたり、『月光の夏』という特攻隊をテーマにした毛利恒之氏原作…

二月のお念仏の会  第301回

私の義母が2月6日にお浄土に旅立ちました.1月13日に脳梗塞で倒れ、意識も戻らぬまま3週間余りで亡くなりました.母は生前から、何かあった時には余分な事はしないでくれ、単なる延命の為の治療はしないでくれ、尊厳が保たれないような状態になった時…

一月のお念仏の会

新年明けましてしておめでとうございます 平成27年がスタート致しました。昨年までの事はリセットし、今年はこんな事をしよう、こんな思いで生きようと、皆様も新しいスタートを切った事と思います.1年間を通して思い通りの生活が出来る方はほとんどいな…