二月のお念仏の会

めざせ『年寄りの三冠王』 ある芸能人が言ってました。年をとったら、感動、関心、感謝の三つを強く意識して生活をしなければいけないと。人は年をとるとともに、この三つの思いがだんだんと薄れてきます。特に三番目の感謝が一番問題です。一人の人間として社会生活を営む上で最も大切なのがこの感謝の気持ちではないかと思われます。そして年とともに薄らいでくるのがこの感謝する気持ちです。これまで自分は社会に尽くしてきた、家族に尽くしてきた。だから、今度は面倒を見てもらう、或は世話になるのは当たり前と思い込むようになってきます。この当たり前と思う気持ちが最も厄介なのです。何をするにも、何をしてもらうにも、ありがたい、おかげさまでと感謝する気持ちになれればこれほどすばらしいことはありません。人生が前向きになり、生活が明るくなっていくはずです。幸福感は感謝の気持ちに比例するようです。