四月のお念仏の会

「世界で一番幸せな国」ブータン
GNH(国民総幸福量)委員会が国の10ある省庁の上に置かれている。
昔話 幸せになった男の話
日本:藁しべ長者 ある男が貧乏を脱しようと観音様をお参りしたところ”初めに触った物を大切にしなさい”とのお告げがあった。お堂を出たとたんに石につまずいて転び、偶然1本の藁に手が触れた。男はこの藁を大切に持って旅に出た。すると一匹のアブが顔の周りをつきまとってきた。煩いのでこのアブを捕まえ、藁しべの先に結びつけた。次に傍らで大泣きしている子供がこれをほしがったため、母親がみかんと交換してくれと懇願してきた。男は交換に応じた。さらに行くと、喉の渇きに苦しんでいる商人と出会った。みかんをほしがったので、上等な反物と交換した。今度は侍に出会った。愛馬が倒れてしまったが、急いでいるため、家来に馬の始末を命じて先を急ぐ。男は馬をかわいそうに思い、反物との交換を申し出る。家来に反物を渡した後、馬に水をのませたところ元気を取り戻した。男は旅を続けた。大きな屋敷の前を通りかかったとき、ちょうど旅に出ようとしていた屋敷の主人が、男に留守を頼み、代わりに馬を借りたいと申し出る。3年たっても帰らなければ屋敷を譲るといって馬に乗って出発した。3年たっても帰らなかったので、男は屋敷の主となった。
ブータン:ある男が大きなトルコ石を掘り当てた。男は町まで交換に出掛けたところ、 牛を引いてる人と会い、牛とトルコ石と交換した。この牛が馬に、馬が羊に、羊が鶏に変わった。そして最後ににその鶏は、道で歌っている人の歌声に換わった。その後、男の周りには歌にひかれて大勢の人が集まり、一生幸せに暮らしたという話。

是非近いうちにこのブータンを旅してみたいです。

      

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