七月のお念仏の会

台湾旅行でまたまた台湾の若い方の優しさに接し、大感激しました.今回は最南端の墾丁(ケンティン)という町を訪れました.早朝に日本を出発し、飛行機、バス、新幹線、バスと乗り継いで目的の町に8時過ぎにやっと着きました.降り立ったところは何百もの屋台と何千人もの人でごった返すナイトマーケットの間っただ中で、右も左も全く見当がつかない場所でした。自分の宿を探し当てる事は不可能と一瞬のうちに判断出来ました.コンビニに入って聞きましたら、スタッフの人にあたってくれましたが分かりませんでした.この先どうしようかと考えていたところ、この店の客の若い3人組の女性が、「もしも電話番号が分かれば、聞いてあげますよと」いってくれました.そこで電話番号を見せたところ、早速宿に電話をしてくれました.携帯電話でやり取りをしながら、宿迄案内してくれるといってくれました.何度も電話をかけながらやっと宿の近く迄来たときに、宿のスタッフが迎えにきてくれました.この宿は裏道に入ったしかも看板も分からないような小さな宿で、自分一人では朝迄探しても分からなかっただろうと思いました.感謝の気持ちをこめて何度も礼を言って分かれました.
私は日頃から”感謝する気持ちの大切さ”についてよく話をします.そして今回の旅で”優しさ”のありがたさも痛感しました.
”優しさ”と”感謝の気持ち”は人の心を支える大きな両輪です。