十一月のお念仏の会

お念仏の会は今月から新年度です.即ち今日は前年度の皆勤賞の発表です.受賞者は鈴木寛子さん、保坂千代子さん、辻本直子さん、辻本幸代さん,向山一美さんの五人です.おめでとうございます.
今月は先月に続いて浄土宗の教えについてお話しします.今月はお念仏を称えるときの心持ち、実践の心得である三心と四修についてお話しします.三心とは至誠心、深心、回向発願心の三つ、四修とは恭敬修、無余修、無間修、長時修の四つです.しかし、一つ一つの意味を説明する必要は無いと思います.それは、「一枚起請文」に次のように書かれている事からも分かると思います.”三心、四修と申すことのそうろうは皆決定して南無阿弥陀仏にて往生するぞと思ううちにこもりそうろうなり”と。お念仏の功徳によって必ずや極楽に生まれることが出来るのだと固く信じ、一心に南無阿弥陀仏とお称えることによって自然とそなわるものなのです。